自分の仕事が経営という
大きなフィールドに繋がっていることを実感することができ、
とても嬉しかったです。
経理職(経営企画職)
経理部 原価課 梅本さん
2007年入社
法学部 法律学科卒
仕事内容
原価管理を担当している三菱工業用ミシン事業は、当社の自主ビジネスとして営業企画・マーケティング~製品開発・設計~製造~販売(アフターサービス)まで一環した事業展開を行っており、一つひとつの工程において良質で高付加価値な製品を適正な価格でお客様に提供すべく、事業活動を推進しています。
その中で、私の最も重要な使命は、事業発展に向けた課題の提言であると感じています。現場からは見えない課題、具体的には損益計算書を始めとする様々な経営指標に表れる数字を俯瞰して見ると、経営上のムダが現れます。
現状の課題を定量的かつ客観的に把握・分析し、より良い方向に変革していくための具体的な提言を行い、現場の改善だけでなく、事業損益の改善結果が数字になって現れるので、自分の担当業務にやりがいを感じています。
また、良い提言をするためには信頼関係が重要なので、一緒に働く仲間とのコミュニケーションを大切にしています。
この仕事に就いて嬉しかったエピソード
入社後の研修期間を経て経理部に配属され、私が初めて原価管理を担当した部門は、損益構造の分析作業が不十分で、課題が具体的に掴めないことが経営課題となっていました。
この事から、事業活動の根幹である原価の費用構造を見える化することが、最優先に取り組むべきミッションとして与えられました。
上司から「どうすれば正確に原価を把握できるだろう?」と意見を求められ、現在実施している原価管理体制の基礎となる内容を上司に答えました。すると上司から「その方向で動いてみなさい」と指示を受け、現場の関係者と連携して体制を整備していきました。半年程経った頃、上司から「経営会議の後で、社長から大分分かるようになってきたなと声を掛けていただいたぞ。良くやったな。」と声を掛けられ、自分が考え・提案したことが良い結果に繋がるだけでなく、自分の仕事が経営という大きなフィールドに繋がっていることを実感することができ、とても嬉しかったです。
名菱テクニカを選んだ決め手・ポイント
企業選びで重要視していたことは、「自分が成長できる仕事(=挑戦できる)」、「人から頼りにされる仕事(=個人に任せてもらえる)」でした。当時、他社から企画営業職で内定をいただいていましたが、経理職での募集という求人を見て、経営に携わるのもおもしろそうだなと思ったことがきっかけで、当社にエントリーしました。
最終面接の時に総務部長から「経営の重要要素である原価管理を担当し、将来会社の核として事業運営を考えることができる人を採用したい。利益が出るかどうかは原価に左右されるため、経営改善に向けて積極的に提案していく姿勢が大切な仕事である」という言葉をいただき、仕事を通じて自分が成長できる、また、やりがいを感じることができると思い、当社に入社する決意をいたしました。
入社後、実際に自分の声が経営の中枢に届く環境に、最初は戸惑いを感じましたが、充実した日々を過ごしています。
これからの目標
頼りにされる存在になりたいと思います。自分の価値は自分では決められず、それを計ることができる一つの目安は、「どれだけ頼ってもらえるか」であり、些細な内容でも困ったことや、分からないことをあの人に相談しようと言ってもらえる存在になる、これこそが直接ものづくりに携わっていない私のあるべき姿だと考えています。
1日のスケジュール
休日の過ごし方
家族で海や山へピクニックに出掛けたりしています。素晴らしい眺望の中で、アウトドア用のガスバーナーなどでその場で調理して食べるごはんは本当においしいです。
また、最近はSUP(パドルサーフィン)で体を動かすこともあります。サーフィンと違って簡単に立つことができる上に、水上散歩、波乗り、ヨガなど、人それぞれの楽しみ方ができるのでとてもお薦めです。
就職活動中の方へメッセージ
自分に合う会社を見つけることが大切です。一つのアドバイスですが、採用担当者と一緒に仕事をしたいかという視点で会社を見てください。いい加減な採用担当者がいる会社は風土も組織も良くない可能性が高いです。
実際は入社後でないと分かりませんが、最初の就職先で躓かないよう気を付けてください。
次に、発言(文章)に自分の意志を込めてください。インターネットの例文を真似た上辺の内容ではなく、面接官の心に響く、あなたの意志を前面に出すと良いと思います。